写真を撮ってもブログにアップしたらすぐ消去する、
パソコンには、自治会関漣のほんの少しの資料があるだけで他に何もない。
本を読んでも誰かにあげるか捨ててしまう。
数少ない手元にある本が、詩人・高橋順子の『雨の名前』と『風の名前』、
この本、詩の本というより写真集。
高橋順子の夫君が車谷長吉、
流行らない私小説を書き続けてきた変人中の変人、
手を洗うために石鹸が1日でなくなるとか、
人のプライバシーなんて端から無視、親戚から友人に至るまで悪口雑言、・・・
その車谷長吉が亡くなったらしい、
まだ、69才
南無。左の滝は、アメリカ・オレゴン州にある名瀑・マルトノマ滝である。
滝は落差 165 m の上部と 21 m の下部の二段に分かれ、間に橋が架けられている。
日本では、何段も続く滝、滝群を四十八滝という。
四十八は、多いという意味で中には四十八に満たない滝もあるが超える滝もある。
中でも最も有名なのは、三重県にある赤目四十八滝。
元々滝として名が売れていたところに、車谷長吉の直木賞受賞作『赤目四十八瀧心中未遂』で全国的に有名になった。
この小説は、読み応えのある作品だが、二匹目のドジョウを狙ったのが『萬蔵の場合』である。
小説の最後に、この近くの多摩湖が出てくる、むき出しの湖底を見て心中を諦めるところで拍子抜け、全くの駄作だった。
今、あらためて調べてみたら後先が違っていた。
とんだ勘違い、この作品があって直木賞に繋がったのだ。
殆ど同じモチーフで書かれた我が所沢での心中未遂は失敗作、
しかし、三重県の『赤目四十八滝』で開花した。
<赤目四十八滝>
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赤目四十八瀧心中未遂
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