健康優良児爺の私も引っかかって呼び出しが来た。
看護婦さんと管理栄養士と1時間ぐらい談笑した。
それが何時だったか、お二人からどんなご指導を頂いたのかも全く記憶にない。
あれは何だったと思っていたら、今、海外から日本のメタボ健診は科学的ではないと批判されている。
海外では、BMI = 体重kg ÷ (身長m×身長m)を目安にしている。
アメリカでは、このBMIで死亡日時まで予想する When Am I Going To Die? 死時計
がある。
Gパンを買う訳じゃあるまいし日本のウエストサイズだけの判定は安直すぎる。
日本の医者は、前科がある。
・陸軍々医トップ森鴎外の白米至上主義☛ビタミンB1欠乏で脚気が蔓延
鉄砲で打たれて死んだ兵隊より脚気で死んだ兵隊の方が多かった。
・ライは感染すると言って隔離政策を続けた結果、今に至る悲劇を招いた。
・代替品がないとしてアスベストの生産を止めなかった。☛中皮腫肺ガンを発症。
ドイツはナチスの時代にアスベストとタバコの害を警告。
高校のクラスメイトで東大の建築に行ったのが今になって苦しんでいる。
・血友病患者への非加熱製剤投与。☛薬害エイズ事件
・胃に菌なんて住めるわけない☛ストレスから胃炎になると言い張っていた。親父が入院して
いた病院で何度も入退院した人がピロリ菌を除菌して一発で胃潰瘍が完治した。
その人がその国立病院ピロリ菌除菌の第1号患者だった。
・水虫は、医者から根治できないと言われ、水虫の薬を発明したらノーベル賞ものだなんて
言っていた。それがいい薬が出来たのにノーベル賞候補にもノミネートされなかった。
欧米は靴を脱がないし乾燥しているので水虫は少ない。
水虫は英語でathlete's foot、運動選手がロッカールームやシャワー室で感染しやすい。
マキノ出版という会社がある。
今、雑誌が売れない、でもここは景気が良さそう。
健康オタクやクリニックや薬局に親和性のある人が愛読者かもしれない。
確か、この三誌、同日に発売、なかなか頭がいい。
ゆほびかとは、ゆったり豊かなさまを表す古語。
自覚症状のない人に薬を投与するために健康診断があるとまでは言わない。
でも、離島や過疎地は、健診となれば地域のビッグイベント、一網打尽にやられて薬を飲むようになり、中には病院通いが始まる。
健康診断なんて受けない、
おかしいとなった時は、もう手遅れであっという間に死ぬ、
なんて言いながら、その時はその時だと観念している。
日本の医療制度は、いい面も一杯ある。
本郷の東大病院で受診したければそこに行けばいい。
入り口にデカデカと今日の来院者の数字がボードに出ている。
一日何と3000人超。
近所に中国で病院に行った人が居る。
全て前金制、
検尿の検査は、揺れるエレベーターでこぼれやしないかと心配したらしい。
検査ごとに前金だったとか、
採血は、小さな窓に手を入れる、看護士が見えない向う側で血を抜くから怖かったと。