中国が尖閣諸島を含む防空識別圏を設定した目的は、アメリカの出方を見定めることにあった。
アメリカは、懸念を表明するた゜けではなく、グァムからB52を飛ばした。
一方、中国は、空母を出港させた。
日本は、中国の威圧に対して軍事的な示威行動は取れないし、取らない方がいい。
挑発に乗ることになるからだ。
中国は、軍部を中心に朝から晩までどうやって尖閣を奪取するかを考えている。
中国は、更にハードルを上げてくるのか、それとも、・・・
全く鬱陶しい限りだが暫くは神経戦が続く。
B-52は、ボーイング社が開発しアメリカ空軍に採用された戦略爆撃機。
愛称はストラトフォートレス(Stratofortress:成層圏の要塞)。
元々ソ連に核爆弾を落とすために開発され、ペェトナム戦争では、通常爆弾を搭載して北爆を行った。
この爆撃機、兎に角古い、しかし改良を重ねて未だ現役。
B52とは別のものを開発したが、様々な理由でB52にとって代わるものは運用されていない。
今回の線引きは、韓国領も侵害しているが驚くに当らない。
中国は、いずれ、ロシアからウラジオストックも取り戻すつもり。
中国の中学校歴史教科書には、かつて朝貢貿易を行っていた地域(シンガポールからインドシナ半島全域、タイ、ネパール、朝鮮半島、琉球など広大な地域)は、「清の版図でありながら列強に奪われた中国固有の領土である」と明記して、中国では、これらの地域を本来の国境とは別の「戦略的辺疆」と呼んでいる。
「我々が空母を開発するから、太平洋のハワイから東部を米国がとり、西部を中国がとるとことで合意できないか」と中国軍幹部が臆面もなくアメリカに持ちかけたことがあった。
これは、大昔のスペインとポルトガルとの間で地球分割を決めた「トルデシリャス条約」の発想。
台湾有事に備えて、第一列島線、第二列島線を決めて着々と手を打ちながら米軍の関与を排除したいと考えている。
にほんブログ村
↧
B52の牽制の効果は?
↧