高校に入って、音楽、美術、もう一つを想いだせないが、3科目の中から自分で選んだ科目を履修しなければならない。
今更絵なんて書きたくないし、道具を持っていくのもかったるい。
音楽ならクラシックのレコードをかけて、先生が解説でもするんだろうと思って音楽を選択した。
ところが、どっこい、これが悲惨な結果、甘かった!!二人ずつ立って、黒板に貼られた楽譜をドレミで歌わされる。
ハ長調なら何とかなったものの♯や♭付いた楽譜は、ダメ。
〝声が小さい〝〟と叱られて、もう一度歌わされる。
必ず2回立たされた。
2.3か月過ぎて腹をくくった。
口パクもやらずにふてくされて立ったままを通した。
学年末に、美術やもう一つの科目に変えることが出来たが、そのまま2年間、この屈辱に耐えた。
楽器を弾けたらいいなと思いながらギターも楽譜が読めなくてすぐギブアップ。
それでも音楽は好き、社会人になってもロックをよく聴いた。映画・スウィングガールズの舞台裏のドキュメタリーを見て希望が湧いた。
指導者がちゃんと手ほどきすれば、数カ月でジャズの演奏が出来ちゃう。
眼からウロコだった。
しかし、上野樹里も本仮屋ユイカも腰の据わった女優、全くの素人ではない。
調べたら、上野樹里は、子供の頃はピアノを習っているし、本仮屋ユイカは日大芸術学部卒。
ぬか喜びだった。
音楽を聴くのが好きな人はたくさんいる。
しかし実際に楽器を弾けるようになるには、音楽や楽器への情熱がなければならない。
そして最も重要な素養は、もって生まれた音感というのが悲しい定め。 足は第二の心臓。
指は第二の脳。
散歩だけではダメ、俳諧いや徘徊する可能性がある。
何か楽器をやってれば絶対ボケない。
沖縄の人の長寿の秘密は、漬物を食べないから塩分摂取が少ない⇒心臓にいい。
死ぬまで三線(さんしん)を手放さない⇒脳にいい。(認知症にならない。)
最近の電子楽器は、ナビゲーション機能があったり、自動演奏も出来るのでボケ防止にいいとか。
音楽療法がどういうものか知らないが、音楽を聴くだけでも健康にいいのだろう。
ビバルディも吃驚のこんなバロックが弾けたら最高!!
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