去年、ソフトバンクの大型買収や商社のシェールガス関連の投資で、日本の対米投資が1位に返り咲き、中国よりリスクが少ないから今年は更に加速している。
東レが来年にはボーイング向けに炭素繊維を製造する現地工場を建てる。
イギリスでは、日立が高速列車の製造工場を作る。
日本企業の投資を受けた国は、雇用が生まれ税金も入るから、こんなにありがたいことはない、・・・・
ホーイングは、機体の最重要部材を作ることが出来る日本メーカーの下請け化に成功したわけだし、
イギリスの衰退した自動車産業も鉄道も日産、ホンダ、日立の投資で持ち直した。
一方、海外での収益は当該企業が貯め込むだけで税金も取れなきゃ、国内の社員の給料も上がらない。
日本は、土地が高くて初期投資に金がかかる、人件費も高い、そもそも日本に売るものがない、・・・・・
様々な理由で我々日本人が喜べる大型対日投資は実現しない、
残念ながら法人税率が問題ではなく構造的な問題。

そんなのあてにしたってと思うが、あてにしなきゃならないらしい。
日本に残された数少ない儲け口。
日本から海外旅行に行く人も多いから、来日外国人(インバウンド)を増やさないと差し引きマイナスになってしまう、だから正攻法だけではない別な〝Visit Japan作戦〟が必要。
そして、秋葉原にJ Pop Culture の殿堂 を造る計画を葬り去った。
新聞、テレビ、民主党にとってサブカルチャーが敵だった訳ではない、サブカルが解らなかった。
今にして思う、大した金じゃないから作っときゃ良かった。
彼は、サブカルチャーの影響力が、日本の安全保障、防衛にも繋がるとの持論があった。
もう、政治家は誰も言い出せない、カジノなんかを作るよりよっぽどいいのに。

World Orderは、〝世界秩序〟、名前負けしないように芸をやらないお笑い芸人より真面目に頑張っている。
リーダーの須藤元気は、元格闘家・拓殖大学レスリング部監督・タレント・俳優・作家。
まるで係長が途中入社の新人6人を束ねて、日本のどこにでもいそうな普通のサラリーマンを演じている。
周囲の怪訝なまなざしをものともせず、7人が愚直にロボットダンスを踊っている。

にほんブログ村