小学校4年では、ごみ処理や下水処理の仕組みを勉強、夫々の自治体の該当施設を見学する。
地区の自治連合会の視察研修旅行で、75才前後のじじい達およそ40人、貸し切りバスで水戸の下水処理場を見て那珂湊に行ってきた。
那珂湊のお昼は、ビールもお酒も出たから、この部分だけは、4年生と別メニュー。
港にはイカ釣り船が停泊していた、ここの漁船はみんな真っ白、
サンゴの密漁船みたいな錆だらけな船はいなかった。
岸壁には、イシモチを狙う釣り人達がいた。
おさかな市場の店先で獲ってきたイカをクルクル回して一夜干しを作っていた。
今日のお勉強のおさらい
私の時代は、ごみ処理場も下水処理場もなかったから、学校では習っていないし、そういう施設を見たこともない。

この微生物の存在、まっこと天の配剤というべき。
浄化槽は、全てアルミ板の蓋で覆われていて何も見えない。
見学者のために、入り口と出口に小さな開口部がある、出口を覗いたら透明な水が流れていた。
機械のメンテは必要だが、人が直接手を下す作業作業は殆どない。
我々の説明役の4.5人が正規職員、残りの14.5人の作業員は下請け、
職員の仕事は管理監督、こういう職場も二重構造になっている。
No. | 備 考 |
1 | 処理方式は、標準活性汚泥法。 |
2 | 12時間かけて浄化後、川へ放流。 |
3 | 下水の流れは、人の歩く速さの時速4㎞、早くても遅くても駄目。 |
4 | 下水管は、3/1000の勾配、1㎞で3m下る、ところどころで汲み上げて流す。 |
5 | 捨ててたメタンガスを利用して発電開始した結果、年間1億円の電気代が2割減。 |
6 | 最後に残った汚泥は焼却脱水、残った灰はセメントの材料になる。 |
梅の季節には、是非水戸・偕楽園にお越しください。(茨城県は大日立、筑波研究学園都市を擁するも全国魅力度ランキングは不動の最下位、因みに我が埼玉は、下から三番目)
そして、
油は、水に溶けないので、油がかたまり下水管にペタッとくっついてしまう、家庭からてんぷら油を下水に流すことは厳に慎んでほしいとも。

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