昨年11月、北野たけしのCMでお馴染みのDMM.make(DMMドットメイク)が秋葉原に誕生した。
それが駅近くの巨大な富士ソフトビルの10F~12Fの3フロアにあるものづくりのための施設。
確か、昔は青果市場があり、電車のホームから台湾から輸入したバナナの積み下ろし作業が見えた。
ビルの場所は、JRの線路を挟んでAKB劇場の反対側の位置。
今日、そのドットメイクを見学。
(見学は、平日の正午と午後9時のみ 土日、祝日は休み)
下にある紹介ビデオにあるように饒舌なたけしも、ただただ感心しているだけのいろいろな最先端設備が整っている。
DMM.com
3Dプリント事業のほか、人気アイドルのAKB48グループなどの動画配信、電子書籍やパソコンソフト、DVD・CDの通信販売やレンタルビデオ、ビデオ・オン・デマンドなどを行っている企業。
グループ全体で年商1000億円。
DMM.comグループにFX事業のDMM.com証券がある。

廊下も実験室も床はアメリカから持ってきた廃材を使っている。
設備が全部新品だから、味わいがある。
床が木だから物を落としても破損の度合いが少ないというメリットもあるという。
設備の殆どは日本製、レーザーカッターがヨーロッパ、環境試験機が中国製。
初めてコンピューター制御の5軸の旋盤や3Dプリンターを間近に見ることが出来た。

音が無反射の特別会議室が二つあり、これは機密漏えいを防ぐための密談スペース。
脱サラ組、会社の開発部からの派遣組で今レンタルオフィスは満杯、希望者は順番待ち。
会員になれば、ここにあるいろいろな設備をほぼ無料で利用することが出来る。
スタートアップの資金の貸し付けも受けられる、・・・・・・
管理運営は、DMM.COMがやっていて、同社は何台も3Dプリンターを備えた工場を石川県に置いているんだとか。
ということは、3Dプリンターの受託事業は、軌道に乗っているのかもしれない。
秋葉原のここで○○を作りたい、そしてその○○で
みんなを驚かせたい、
あるいは、起業したい、
この○○と強烈なパッションなければ、5億円の設備も猫に小判。
勿論、機械を動かすための設計図もCADで作るから、CADも操れなければ話にならない。
こんな立派な恵まれたところからベンチャーが生まれるだろうか?
いやいや、既に何人もの若者が○○を作り始めている
日本の若者に期待しよう。
(○○は教えてくれなかったが、iPhone用のガジェットとか義手とか、・・・)

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