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Channel: 老$の徒然草
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観光列車

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第三セクターが経営する鉄道は、どこも苦しい、
いよいよとなれば廃線するしかない。
これから人口が減っていくので鉄道会社の経営は何処も大変。
JR九州は、もう随分前から観光列車を投入している。
我が所沢に本社がある西武鉄道も、やっと目が覚めた。

中国・四川省のば芭石鉄道は50年前のまま、客車の窓にはガラスがない。
山岳部で道路がないからこの鉄道が唯一の交通手段、列車が走っていない時は、住民は、線路の上を歩く。
存亡の危機にあったが、窓にガラスを入れ空調を取り付けた観光列車を走らせて収入アップ、
これが功を奏して廃線を免れた。


中国・四川省の山岳地帯に敷かれた芭石鉄道。

全長20キロを1時間余りかけて走る。

まるで明治時代の列車が走っているような景色。

機関車の補修部品は、手作り、2両程度しかない車両には野菜を売りに行くた人や市場に出荷する豚などの家畜が乗り込む。

機関車から投げ出された石炭の燃えカスは、住民が拾い集めて燃料として再利用している。


西武鉄道は、アメリカのハゲタカファンドの餌食になりかけた。
利用者の少ない区間や西武ライオンズ球団の売却が俎上に上がった。
幸い、株式の買い増しに株主が応じなかったので、ハゲタカは去って行った。
来春、西武鉄道は、首都圏初の全車両食堂車の観光列車を走らせる。
列車のデザインは、建築家・隈研吾。
土日限定で、
池袋⇔秩父
新宿⇔川越

西武グループが左前になって所沢も元気がなかった、
久方ぶりの朗報。

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