21世紀に、こんな雪崩を打ったような難民が出現すると誰が予想しただろうか?
イスラム対西欧の対立を予言したサミュエル・ハンティントンもイスラム国の出現や大量の難民までは想像できなかった。
シリアやアフリカの内戦を国際社会は解決できない。
今、唯一の救いは、ドイツが大量の難民を受け入れていること、
しかし、国内の極右勢力が難民キャンプの施設に火を放ったり、
メルケル首相も、他の国も受け入れるべきと主張し始めた。
近所にオックスフォード大に語学留学した女性がいる、
福島の事故を知ったかつてのホストファミリーから、メールや電話で早くイギリスに避難しろと言ってきた。
そのホストファミリーは、植木屋さん。
複数の海外メディアが、日本の難民受け入れ数が“世界最低”だと報じている。
法務省のデータによれば、昨年の難民申請認定数は5000人中たったの11人。
安倍首相が中東の難民対策として資金提供を約束した時、ISを刺激すると騒いだ人達は、シリア難民を受け入れよとは絶対言わない。
私もそうだが、今の日本人、日本だけ良ければいい派が圧倒的多数、
安保法案絶対反対派(米軍の二軍はまっぴら御免)
も
賛成派(時と場合によっては米軍の四軍ぐらいやるので、現在より日本の防衛に力を貸してほしい)
も、
どっちも、日本だけは平和でありたい。
小泉首相の時、アフリカへの貸付金を棒引きにする話があった、
日本だけが、一旦返してくれれば、すぐ貸し付けてやると言って世界中の笑いものになった。
財務省の役人は、アイルランド出身のU2のボノやボブ・ゲルドフなんて知らなかった。
その財務省、国連やユネスコの多額の分担金は、遅滞なく支払っている、
アメリカは、催促されてもなかなか払えないので、日本のお金は頼りになっている。