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Channel: 老$の徒然草
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マツダ・ロータリーエンジン車復活

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もう、40年以上前、私が箱型の日産ブルーバードに乗っていた頃、
一番下の弟がロータリーエンジン車(ファミリアクーペ)に乗り始めた。
一度乗ってみてビックリ、
アクセルペダルに足を乗せただけで急発進!!
しかし、この車、燃費の悪さが致命的だった。

戦時下ドイツのフェリクス・ヴァンケルがロータリー弁のシールを研究していたが敗戦で頓挫、その後アメリカでロータリーエンジンの開発が始まったがうまくいかなかった。
ロータリーエンジンは、通常の円筒型のエンジンと違って、三角形のローターを回転させる、独特な構造、
それ故、中々実用化されなかったが何とかマツダが成功に漕ぎつけた。
ロータリーエンジンは、別名ヴァンケルエンジンとも呼ばれている。

マツダのロータリーエンジン車RX-7は、アメリカでは、プアマンズポルシェ(貧乏人のポルシェ)とバカにされた。
マツダが2017年に新型ロータリーエンジン車を出すらしい。
ロータリーエンジンで低燃費と環境対応が両立できれば、打倒ポルシェも夢ではい。


ヨタの「MIRAI」に続いてホンダが水素自動車を発表した。
1回の充填で700㎞走行可能、しかも5人乗り(MIRAIは4人乗り)、
オリンピックに向けて世界に先駆けて日本が「水素社会」の扉を開けそうな気配。

本の自動車産業は、燃費向上、環境規制、安全対策、更には自動運転と次から次に様々な課題が出てきたために下位メーカーのマツダや富士重工も、夫々の特徴を打ち出して頑張っている。
マツダは、タイで好評のクリーンディーゼルエンジンの生産も開始した。

本の自動車市場は、海外メーカーから見たら閉鎖的と言われる。
しかし車は、個人の嗜好で選択されるので文句は言えない。
 ・官(40%を占める軽自動車)と民(国産愛好癖)で鉄壁の防御網
 ・世界第5位の現代自動車は、日本市場から締め出されるもドイツでは、輸入車のトップ。
 ・輸入車のシェアは、6%(自動車王国ドイツでも10%超)

メリカのビッグスリーのように一度覇権を失ってしまうと失地回復は難しい、
TPP大反対もその現れ、
その一方でGoogleやAppleが新たに参入してくる可能性がある、

VW問題異聞
日本では、VWのディーゼルなんて殆ど走っていないのに販売が50%も落下、
ドイツはもアメリカも、今のところ販売は変わらない、
日本人は、神経質というか過剰反応、
ドイツ人は、愛国心と今回のことを米日の策略と考えている、
アメリカ人は、規制当局は厳しくても、個人としては環境なんて関心がない、ガソリン価格が安くなれば大型SUVを買ってしまう、
(VWのアメリカでのシェアは、元々小さく たった2.5%)
事件を受けてドイツもハイブリット、プラグインハイブリット、電気自動車に力を入れだした。

日本は、何時まで経っても格好の良い車は作れないが、現在のところ、いいポジションにいる。
妹のところがプリウス、何でこんな不格好な車を言ったら燃費がいい、じゃー貧乏人の車かと言ったら、その通りだと、
そのプリウスがモデルチェンジ、更にえぐいデザインで泣けてくる、でも燃費は、バイク並み。

昨日、カナダの通信衛星を搭載したロケット打ち上げが成功した。
MRJもロケットも愛知県産、
航空・宇宙産業が花開くまで自動車産業が元気でなければならない、
愛知県が元気なうちは、日本も沈没しない。
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