国民食・納豆も軽減税率の対象になった。
納豆が好きな人は、食費がかからない、
納豆は、濃厚でボリュームのあるビフテキやとんかつには合わない、
主菜の納豆をおいしく食べるには、アタッチメントは、漬物、海苔、味噌汁のようなものに限定した方がいい。
私が日本で一番おいしいと思っていた納豆があった、
練馬の商店街のお豆腐屋さんで売っていた三角形の経木納豆。
仙台に転勤、毎月会議で上京した時は実家に泊まった、
会議は、金曜日だが、木、金、土と3日間、この納豆を食べた、
仙台のよりずっと旨かった。
納豆は、カンボジアやミャンマーの山岳地帯にもあるらしい、
作り方は、日本でわらを使ったように納豆菌が潜んでいる何かの植物にくるんで発酵を待つ。
たぶん、日本人が食べたらおいしくないだろう。
今、納豆は工場で作られるているので品質のバラつきはないし、
売るスーパーも低温棚に置き、しかも在庫を置かないから新鮮。
よく、納豆は、匂いが嫌だという人がいるが、
新鮮であれば匂いはあまりしない、
表面が白い方がいい。
うまみの成分も解明されていて、
池田菊苗が突きとめた昆布のうまみとほぼ同じ。
今でも納豆に辛子が付いているのは、未だ納豆がおいしくなかった時の名残、
刻み葱を入れるのもそれと同じ理由。
タレも醤油をかけずに食べられる納豆がベスト、
理屈の上では、味の素をかければ、うまみは倍増する。
おかめ納豆より高い経木やわら包んだ納豆が、おいしくないのは、
常温で売っていたり、商品の回転率が低いので鮮度も落ちるからだ。
20年間ゼロ成長が続いても、日本で暴動が起こらないのは、
お米と納豆がおいしくなった上に値段が下がったからだと思う。
ナットゥキナーゼが血液をサラサラにする話は有名、
もう一つ、ヒアルロン酸とビタミンKが豊富だから美容にもいい、
夜食べる夜納豆はダイエットにもなるんだとか。
納豆は加工食品であっても、お刺身なみの生鮮食品。
死ぬまで一度水戸の工場に行って作りたての納豆を食べてみたい。
練馬の日本一は、もう40年前の話、
何と何と世界で一番おいしい納豆は、パリで売られていた!!
ドイツ人と違ってフランス人は、日本のものが大好き、
今、都内のデパートで売っている小ぶりのカラフルな南部鉄瓶もフランス人の嗜好にフィットするように作ったもの。

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