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Channel: 老$の徒然草
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アメリカ人のチャレンジ精神

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アメリカ空軍は砂漠で磁気浮上式の世界記録を塗り替え時速1000㎞を達成した。
JR東海のリニア新幹線の2倍近い速さ、これだと東京・大阪間は30分。
動力はロケットだから人を運ぶことは考えていない。
それにして、こんな馬鹿馬鹿しい実験をよくやるものと感心する。
目的があるとすれば〝世界で一番〟。

最近のNASAは、ロケットの打ち上げも民間に任せている。
イーロンマスク氏のロケットが失敗続き、
緊急を要する宇宙ステーションに物資を運ぶミッションは、日本のこうのとりが担った。
それでもマスク氏のロケットは垂直に帰還出来るようになり、これがうまくいけばロケット本体の使いまわしが可能になり、これで人も物資も運ぶ。

熊本地震で自衛隊や米軍の活動を苦々しく思う人がいる。
特にオスプレイに対する拒否反応は、まるで落っこちてほしいのではないかとさえ思う。
実際のオスプレイは、災害現場で役に立つ場合もあるし、そうではないケースもあるだろう。

所沢の先の川越は、蔵造りの街として有名、週末は観光客で賑わう。
かつては小江戸と呼ばれ、川越が埼玉県の中心だった。
しかし、蒸気機関車が怖い、危険だという住民の声が大きくなって鉄道敷設に反対、
その結果、埼玉県の中心は浦和(現さいたま市)になった。

凡そ100年前、日本で最初の飛行場が所沢に出来た。
初めて飛んだ飛行機がフランスから買ってきた複葉機。
何で所沢?
たぶん、当時の所沢は人なんて住んでいなかったんだろう。

我々日本人は臆病、何となくあんなものは危険だという思いがどうしても先に立つ。
方やライト兄弟を生んだアメリカ、それを後から追いかけてきた日本、
進取の気性、チャレンジ精神の違いだからこの構図は簡単に変わらない。

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