ZEV普及を目指すカリフォルニア州
ZEV(ゼロエミッションビークル)は走行中に炭酸ガスや有害物質を排出しない、理想的な次世代車。カリフォルニア州のZEV規制は、州内で一定台数以上自動車を販売するメーカーは、その販売台数の一定比率をZEVにしなければならないと定めた。
ただし、電気自動車や燃料電池車のみで規制をクリアすることは難しいため、プラグインハイブリッドカー、ハイブリッドカー、天然ガス車、排ガスが極めてクリーンな車両などを組み入れることも許容されている。
カリフォルニア州とこれに賛同する7州は2018年から厳しい排ガス規制に乗り出す。
ZEV=日本車
現在購入できる車で言えば、自動的に日本車になってしまう。電気自動車→三菱・アイミーブ、日産・リーフ
燃料電池車→トヨタ・ミライ、ホンダ・クラリティ―
カリフォルニアは、大昔マスキー法を実施、最初にクリアした車がホンダのCVCCエンジン車、
州独自にアメリカのビッグスリーの顔色を窺わずにこうした規制を果敢に実行する。
いいかげんアメリカとは別の側面を垣間見た。
残念ながら日本ではこうはいかない、
国内メーカーが不利益になるようなことは率先してやらない、
アスベスト禍をあれほど拡大させたのだから。
日本の自動車産業が何とかなっている最大の理由は、アメリカの環境規制のおかげ、
課題が明確だから挑戦しやすい。
もし、こういうものがなかったら普通のレシプロエンジンの自動車は何処でも出来るから日本車はとっくに精彩を失っていただろう。
まさにアメリカさまさまである。
* PZEV=Partial zero-emissions vehicle


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