今日はプラントエンジニアの方を伴って隣町の巨大ホームセンターに行ってきた。
ここはプロでなければ買わないような材料も売っている。
自治会の約40軒分のゴミ容器の材料費〆て10万円、
パイプ、鋳物のジョイント、ワイヤーそしてステンレスの金網、全て鉄製品。
3mのカラーの鉄パイプが2000円、素人でも鉄の安さが実感できる。
借りたトラックで運んできた。
中国の鉄鋼の過剰生産で欧米の鉄鋼メーカーは大変なことになっている。
幸い日本の新日鉄住金とJFEホールディングスは、ハイテン(高張力鋼)など付加価値の高い製品に注力しているから潰れやしないが大幅減益、神戸製鋼は赤字に転落した。
腹に据えかねたアメリカは、ダンピィングと技術詐取で中国企業を訴えた。
こういう事態でも中国政府は相変わらず、オームのあー言えば上祐の言いぐさ、
・中国の過剰生産が問題ではなく世界の需要減が問題、中国こそ最大の被害者である。
・日本と真っ向勝負の高速鉄道は、線路や高架から車両まで鉄製品のかたまり。
東洋電機のモーターと制御機器を買ってくればボールペンを作れない中国でも
簡単に出来ちゃう、それも半値近くで。
(ボールペンの組み立ては殆ど中国、しかし極小ボールとバネは作ることが出来ず日本製)
中国の高速鉄道は新幹線と同じ開業以来無事故だとの主張を始めた。
温州市での事故は?
あれは高速鉄道での事故ではなく特別急行列車の事故であると。
尖閣や南シナ海の領土問題と同じように言い続ければそれが既成事実になるというのが彼ら の論理。
アメリカの高速鉄道一番乗りはラスベガス・ロスアンゼルス間の中国のもの、たぶん西海岸も中国、東の方もそのまま中国になるかもとの危機感を抱いた日本はリニアで勝負するという。
中国と競争しておかしな提案をしない方が良い、
まだリニアは完成していないしアメリカだって金がないから日本政府がファイナンスを付けなければならず、回収するまでは何十年もかかる。
三菱重工が豪華客船で巨大損失を被り、絶好調だった韓国の造船業も海洋プラント受注で左前になった。
巨大ビジネスは儲けは少ない上にリスクは大きい。
アメリカにリニアを売る前に名古屋⇔大阪間のリニア延伸に国費を投入すべき。
迫りくる巨大地震に備えて新幹線の代替鉄道としてリニアを早く完成させた方が国益にかなう。
新幹線もリニアも日本国内だけでいい、日本人にとって安全快適なら少々高くったってしょうがない。
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中国のあきれた論理 鉄が安い
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