ダボス会議を主催する世界経済フォーラムが4日発表した2019年の「旅行・観光競争力リポート」によると、日本は世界の観光力ランキングで総合4位となり、前回17年の調査から横ばいだった。
文化資源などが高く評価された一方、観光客向けのインフラ整備や自然資源の活用などについては改善の余地があると指摘された。
観光力ベスト3は、スペイン、フランス、ドイツの順、
スペインは宿泊で稼いでフランスを引き離している。
日本も、ここ数年、毎月来日観光客の数字が発表されるようになった。
私の年代だと外国人=青い目の欧米人、
その欧米人にとっては日本はまだまだ遠い国、どんな魅力があるのかも?だろう。
観光立国は、経済が停滞した日本にとって唯一光明を見出せる最後の切り札と言われている、
これは、実に寂しい話、
本来の観光地は、海外観光客なんて当てにしないで国内の客で成り立つのが望ましい。
所沢でも数年前、市役所にインバウンド推進室が出来て来春オープンする角川の施設のPRに勉めている。
所沢市が一般市民に何が訴求力があるかを問うたところ、
航空公園、彩翔亭(茶室)、狭山丘陵(西武球場、トトロの森、狭山湖、多摩湖)、狭山茶、所沢だんご、・・・・・
んーん、狭山茶やだんごかー、
無理を承知で私が付け加えるとすれば、
・MUSE 日本最大のオーストリア製のパイプオルガンがある2000人収容の音楽ホー
ル。
・三富新田 勧告に自然資源の活用があったのでノミネート。
三富新田は柳沢吉保が開墾させた新田、今は主に里芋などの野菜を作っている整然
と区画された全国にここにしかないオーガニックな農地。
世界農業遺産認定を目指すサステイナブルな落ち葉堆肥農法を実践。
ここの農家は裕福だが、可哀そうに土地を守るための相続税の貯蓄が欠かせない。
・村松フルート製作所 世界一のフルートメーカー、従業員全員がフルートが吹ける。
・タマス 世界一(シェア70%)の卓球用品メーカー
バスケとバレーのモルテンやミカサ、砲丸とハンマーの辻谷工業、
用具もそのスポーツの実力もと言えば卓球。
来年、所沢にイタリアのオリンピック選手団がやってくる、
サポートボランティアを募集したらすぐ一杯になったからマンパワーはOK。
市民体育館や早稲田大学の施設は申し分ないから、これも及第。
(イタリアの事前視察団からお墨付きを得ているから問題はない。)
彼ら彼女らは、若いアスリートで観光客ではない、
それでも何か得るものがあるだろう。
《320年変わらない三富新田》