お台場は、正月休みになったから、家族連れや若いカップルで賑わっているだろう。
以下の記事は、今月初めの平日に訪れたお台場の印象記。
久し振りのお台場だった。
最初に行ったところは、リニューアルされたビーナスフォート。
ここは、イタリアの街を模して、天井が写真のように空になっていて時間によって空模様が変る仕掛けが特徴。
近くにファストファンションが集結したダイバーシティーが出来たせいか、店中はガラガラ。
ラオックスに中国人の一団がいたが、平日とはいえこの入りならとても商売になるまいと思った。
ビーナスフォートは、マル金層の複合商業施設なんて言われていたのに、どうしちゃったのだろう。
ダイバーシティーには、日本初出店のOLD NAVYがあり、ユニクロより安い、中国製ではなくヴェトナム製だった。
大きな観覧車は誰も乗っていない、それでも夜になるとイルミネーションが点灯する。
次々にやってくる都バスにも殆ど人が乗っていない。
デックスビーチのQUIKSILVERで孫のブルゾンを買った。
このブランドは、カリフォルニアのサーフ&スノーのアパレル。
何と、ロゴは、葛飾北斎の富士山と波をモチーフにしたという。
腹が減ったので、夜景が眺められるレストランで食事。
ガラガラのゲレンデでスキーを楽しめないのと同じ、誰もいないから何だか所在ない。
ゆりかもめの市場前駅は、何台もの建設機械が動いていた。
ここに築地の市場が移転してくる。
たぶん、現在の築地より規模が大きくなるだろう。
しかし、日本人の魚離れは進み、その一方で漁獲高は減っている。
そして、漁業の六次産業化が進めば、卸も仲卸もいらなくなる。
メディア―ジュの映画館もガラガラ。
お台場の商業施設は、豊洲に三井ららぽーと、海浜公園に、ビーナスフォート、ダイバーシティー、デックスビーチやメディアパークがある。
平日に限れば、お台場の商業施設は、既にオーバーストア状態?
オールドネイビーは、各メディアが報道しているように、GAPグループの中では、GAP本体より売り上げで上回り、米国最大のカジュアル衣料専門チェーンになっている。
ユニクロのguも、何のことはない先例があった。
商業施設も、そこに入ってもアパレルも、鮮度が命。
それにしても次々に出店してくるアメリカのカジュアル衣料チェーン店のパワー恐るべし。
2020のオリンピッック特需でお台場周辺の開発は一気に進む、その中核はオリンピックの関連施設や高層マンションの建設。
お台場は、交通が不便だから集客に限りがある。
だから、オリンピックという一過性のお祭りが終わったら、お台場の商業施設は寂れ行くのではと一抹の不安。
日が暮れると気温が一気に下がり、ビル風が強くなって退散。
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お台場は大丈夫か
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