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古賀元自民党幹事長の提言

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小泉元総理が古巣の自民党・安倍政権に脱原発を迫って拒否されるや細川元総理と都知事選で世論に訴えた。
今度は、古賀元幹事長が、・・・・・
私は、古賀誠と同年、戦前生まれと戦後生まれの決定的な違いは、先の大戦についてだと思う。
当り前の話だが、戦後に生まれた人は戦争で命を奪われることはない、戦前に生まれたら、どんなに幼くても死の危険があったことだ。

空襲が始まる直前に私たち一家は、東京から千葉の九十九里に引っ越した。
更に短期間だが、父を除いて祖母、母、兄弟3人が、現在の草津温泉の近くに避難した。
未だ幼かったから辛い想い出はないが、千葉の防空壕を覚えているし、群馬では自生しているはこべが食べられることを知った。
親爺が、もしあのまま東京に留まっていたら焼夷弾で死んだだろうと言っていた。

3/7プライムニュースに出演した古賀誠自民党元幹事長が「今後の政治に求められるもの」を語った。
提言は、「保守本流の自信を取り戻せ」。
特に②③は、安倍首相には耳の痛い話。

①経済運営
政権の最優先課題は、経済である。
4月から消費税が上がり、景気は悪くなる
景気の腰折れを起こさないために他のことはさておき経済運営に全力を注ぐべき。
②右傾化
党内全体が安倍首相のポチになっている。しっぽフリフリ馬
安倍首相を独走させないために批判すべきは批判すべき、正すべきは正せ。
③靖国問題
安倍首相は、あのタイミングで参拝すべきではなかった。
天皇陛下にも日本遺族会にも何の相談もないまま靖国神社の宮司が独断でA級戦犯を合祀し、それを1年隠していた。
もう一度、真剣に分祀を考えなければならない。
原宿にある東郷神社のように、東条以下の戦犯を祭る別神社を作ればいい。
④戦争責任者 
開戦については言及しなかったが、昭和19年に戦争を止めるべきだった。
そうすれば、大空襲も、沖縄の悲劇も、原爆投下も回避できた。
それをしなかったことは、当時の為政者の責任。
⑤自身の父親の戦死
氏は、 2歳の時父親が戦死、所謂戦没者遺族。
父親は戦闘で死んだ訳でないから戦死ではない、多くの将兵と同じように武器弾薬も食料もない南洋の島での餓死だったとしている。

◆古賀誠
  野中広務の路線に連なる自民党左派の中心人物、人権擁護法案の推進者。
  派閥政治(宏池会々長)、道路族のドン、靖国神社総代、日本遺族会々長、道路公団民営化/郵政民  営化反対、
  日中、日韓の議員連盟、日韓海底トンネル推進議連

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