近所にある砂川堀は、紅白の枝垂桜の並木道。
住宅街を流れる川の両岸に枝垂れ桜が植えられている。
時折、老人施設のマイクロバスや車椅子のお年寄りを見かける。
来年もこの桜が見ることが出来るかと、そんな想いにかられる人もいるだろう。日本人と桜の係り奈良時代:中国の影響が強く、梅や萩が桜より
上位なのが万葉集の歌で確認されている。
平安時代:貴族が山桜を自邸に植えだした。
江戸時代:全国でソメイヨシノが植樹され、
花見が庶民にも広がった。
桜の象徴するものは、皇室、武士、軍隊、警察、学校、公園、街路樹。
そして卒業、入学、入社、転勤、引っ越しなど、人生の節目には桜がある。
日本人にとって桜は死ぬまで係りがある。人生の扉満開の桜や色づく山の紅葉を
この先一体何度見ることになるだろう。
竹内まりやの『人生の扉』は、年を重ねていく事に喜びを感じ、生きる意味を見つける、本当に素敵なアンチ「アンチエイジング」ソングだと言った女性がいる。
anti×2だから、年を取ることを素直に受け入れようという意味だろうか?
女性は、長生きを約束されているからポジティブなんだ。
私には、人生の無常を謳っているいるように思う。
年を取れば取る程、『人生の扉』は重くなる。
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桜は人生の節目 砂川堀の枝垂桜
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