良い気持ちで昼寝をしていたが、暑くて目が覚めた。
30℃くらいなら平気だが、今日の気温は、今時の若者風に言えば、はんぱねー。
ならばと近所のロイヤルホストに行って、一番辛いネパールカレーを食べて、図書館に。
いつも、図書館で本を読まないが、今日は特別、
年収150万円で僕らは自由に生きていく(イケダハヤト)を読む。
近所に住んでいる経済アナリスト・森永卓郎が、〝年収300万円時代を生き抜く経済学〟を書いたのは、2003年、〝150万円〟は、2012年である。
本のタイトルだけで言えば、10年近くで年収が半減したことになる。
『300万円』は、グローバリズムがもたらす所得中間層の破壊を言い当てた。
『150万円』の方は、お金にとらわれない新しい生き方を説いている。
イケダハヤトと名乗っているのは、池田勇人の所得倍増をパロって所得半減を実践しているからだろう。
著者の収入が題名通りの300万円と150万円であれば、内容は違ってくる。
現実は、森卓は、テレビや講演で稼いで、年収は1億ぐらいあるのではと言われている。
イケダハヤト氏の方は、稼ごうと思えば1000万円ぐらい稼げるが、自由に生きていくため、500万円ぐらいにおさえているという。
そして、最近東京から高知に引っ越してその地での生活を満喫している。
本人は、プロブロガーを自称、今風の著述業と言った方が分かりやすい。
彼は、お金になる文章、〝役に立つ情報〟を書ける人。
Webのスキルは、ある程度勉強すればなんとかなるが、〝役に立つ文章〟を書くのは簡単ではない。
吉田兼好や清少納言のように、身辺雑記を書いて人を魅了する随筆家になることも難しい。
一方、個人が政治、経済、社会について人をうならせるような卓見を表明することも努力すれば達成できるものではないだろう。
彼の場合は、まだ日本では殆ど知られていなかった、フェイブックとツィッターと言う今では、みんなが使っているSNSについての知識があり、やがて日本でもと確信、それをブログで発信した。
今は、だれも知らないが、やがてみんなが知るようになるもの、これがみんなに役に立つ知識、・・・
じゃー、何だ、・・・・・
この暑さじゃ、思考も出来ない。
文章術は、
〝武器として書く技術〟は、その辺のツボを明かしているかもしれない。
イケダハヤトのBlog まだ東京で消耗しているの
- 年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)/講談社
- ¥886
- Amazon.co.jp
-
武器としての書く技術 (中経出版)/KADOKAWA / 中経出版
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)/講談社

にほんブログ村