立秋を過ぎれば、気温が下がると言われている。
しかし、そう言われてもピンとこない。
涼風もひぐらしも、ましてや霧なんて出ていないから〝小さな秋〟なんて見つからない。
今、立秋を体感出来るのは、西日本の高原に住んでおられる人だろう。
冷夏の予測もあったが、夏は夏らしく暑い方が、世の中の景気には良い。
ビールを初め暑い程売れるものが一杯あるからだ。
今は、お米があまる時代だが、昔は、丁度今頃の気候で豊作とか不作とか予測がたてられ、生産者米価の巡る攻防がニュースになった。
週末には、やっと関東地方にも台風の影響で、暫くぶりに雨が降りそう。
しかし、台風が通過した後は、また、暑さがぶり返すかもしれない。
子供の頃は、台風は、二百十日(9月1日)、二百二十日(9月10日)にやってきた。
夏休みの絵の宿題は、いつも入道雲を描いて提出したら、毎年同じなのねと女の先生に言われた。
夏休みに入ったその日のうちに、宿題を全部やって、その日に入道雲が出ていなくても入道雲を描いていた。
目一杯遊ぶためだった。
そして夏休みの登校日は、先生からハンコをもらえるのが嬉しくて皆勤賞を通した。
そのハンコ、細い竹を切ったもの、だから丸かった。
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毎年入道雲
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