私は所沢に住んで35年、今まで一度も下車したことがない駅が清瀬、所沢の隣町だ。
ここから都内に向かって4つ目にその駅がある。
清瀬は、戦前から結核療養所があったことは知っていたが、現在も東京病院、複十字病院、看護大学校、明治薬科大学などメディルカル関連施設が多い。
特別な目的もなしにその清瀬に出かけた。
ケヤキ通りにオブジェが置かれている。
ちゃんとした芸術作品なんだろうが、悲しいかな金属や石で出来たものを見ても“! ! ! ! !”ではなく“? ? ? ? ?”なのだ。
そのロードギャラリーの横はもう農地が広がっていて土の匂い。
駅に戻り、反対側の南口に出た。
丁度お昼時、目の前にピザ屋。
まいうーだった。
写真を撮ったつもりが、メディアが一杯になっていたらしく撮れていない。
何しろ、デジカメを持っていないから写真は携帯で撮っている。
その携帯も話す相手がいないから、解約してカメラと音楽プレイヤーとして使っている。
そのピザ屋さんが、このお店。
何と何と、本店は、16号沿いで福生米軍基地のそばにあり、戦後日本に初めて本格的ピザをもたらしたNICOLA PIZZAというお店、清瀬の店はその支店であるらしい。
スパゲティーは、私が作ってもそこそこのものは出来る。
しかし、ピザはそうはいかない。
理由は、簡単明瞭、イタリアンの川越シェフがやってもお湯は100℃にしかならないから、私でもアルデンテは出来る。
しかし、ピザは、強制対流式のコンベクション(電気オーブン)を使っても石窯やガス窯の温度にはならない。
ピザは、シェフの腕ではなく、窯の温度が決め手。
帰ってきて早速ブログを書き始めた。
昨日の予習の段階で下にある地図を貼っていた。
よくよく見れば、南口の先には、紫陽花ロードパークなるものがあるではないか、今日は見過ごしてしまった。
来年は、紫陽花を見てピザを食べてこよう。