プロパンガス屋さんから2月から1㎥20円値下げするとの通知。
今まで値上げの通告しか見ていなかったら、嬉しいニュース。
原油価格の下落は、アメリカのシェール革命、地下のパイプを途中から横に伸ばして水圧を加えて頁岩(シェール)にある原油やガスを汲み上げることが商業ベースに乗ったから。
どんなところで掘削しているのか調べて吃驚コックリ。
こんな絵にかいたような郊外で獲れる、場所によっては蛇口をひねって着火すれば火がついてしまう。
日本なら温泉しか出てこないのにアメリカは違うらしい。
原油の大消費国アメリカの原油輸入が激減、その対抗措置でOPECは、減産せずに我慢比べ、一番割を食ったのが他に外貨獲得手段がないロシア。
アメリカでは、燃費の悪いピックアップトラックがバカ売れ。
日本の電力会社は、原発再稼働の理由に原油の高騰を使えなくなるかもしれない。今はどうか知らないが、アメリカの油田に使うつなぎ目無しの鋼管は、当時の日本鋼管が大量に輸出していた時代があった。
地球の深いところまでパイプを挿入する技術を開発出来れば、マグマ発電も夢ではない。
一説に日本国内の全電力需要の3倍近くをまかなえる潜在資源量を有するとされている。
ただし、地熱発電には、温泉地からの開発に対する反発や開発適地の多くが国立公園や指定の自然公園にあり、自然公園法 によって発電所の建設が認められていない。
しかし、そんなことを言ってる場合だろうか?
日本がカタールから買っている天然ガスは、アメリカの5倍の価格。
もっと真剣に、そして大胆果敢に地熱発電(⇒マグマ発電)に取り組むべきではないだろうか。
英語だからよく分らないが、シェールガス採掘技術を解説している動画を見た。
一攫千金を夢見て、こんな技術開発をやり遂げたことに脱帽。
地下2000mとか3000m掘って、途中から徐々に方向転換、最後に水平に掘り進む、これを全て地上でやる。⇒この技術、環境省が頑として拒む国立公園内の地熱の利用に使えるかも?
<水圧破砕法/Hydraulic fracturingとは>
★掘削後に水を高圧で注入し、坑井の周りの岩を破砕する。
★しかし地下3000メートルは極めて高圧な状態であり、岩を破砕した後も
すぐ割れ目が閉じてしまう。
そこで坑井の地層の特徴に合わせた砂などを水と共に岩の割れ目に押し込み、
ひび割れを安定化する。
この下の画像にあるように水タンク、砂などの水和物、そして攪拌機が掘削機の周りに配備されている。
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