所沢の小中学校のエアコン設置に関する住民投票が、全国ニュースになった。
私の住んでいるところの小中学校は対象外だけど、棄権せずに投票に行ってきた。
思いのほか反対票(元教員の市長の言い分に賛成)が多かった。
この結果に、強制力はないからどうなるか分らない。
意外だったのは、無効票がかなりあったこと。
選挙と全く同じ投票用紙、氏名欄に○か×を書くだけなのに、△なんて書いたのだろうか、それとも白票を投じたのだろうか?
○を賛成、×を反対と書いてしまえば、設問からすればこれも無効だろう。
みんな初めてだから面食らったのかもしれない。
所沢が全国的に知られた事件は、ダイオキシン騒動。
今は、産廃業者による不法焼却はなくなったはず、
全国に先駆けてダイオキシン条例を作ったのだから。もう一つ、経緯はよく知らないが、ダイオキシン条例と同じように所沢は全国初の空き家条例を制定、他の自治体も所沢に倣えとしている。
今や、全国平均の空き家率は、直近のデータでは13.5%、
野村総研は、対策を講じないと更に上昇、21%を超えてしまうと警告している。
〝売り家と唐様で書く三代目〟なんてことわざあるのに、売り家、貸家の標識や看板は見ない。
恥ずかしいからか?
一方、アメリカはあっけらかん、戸建て住宅も大きなビルも堂々とFOR SALE、 FOR RENT。
所沢・ダイオキシン騒動(Wiki情報)
埼玉県所沢市では以前より「くぬぎ山」の焼却場を発生源とするダイオキシン汚染が心配されていた。
この地域では、半径500m圏内に十数基もの産業廃棄物焼却炉が建設され、『産廃銀座』と呼ばれたことさえある。
ダイオキシンは燃焼温度が800度以下で発生するが、産業廃棄物処理業者が使用する焼却炉の大半は800度以下の小型炉であった。
1995年、くぬぎ山周辺土壌と焼却灰からそれぞれ100~500 pg/g及び2000~4000 pg/gという高濃度のダイオキシンが検出された。
1999年2月、テレビ朝日が独自調査を行い、所沢の野菜はダイオキシン濃度が高いとの報道を行ったことにより、所沢産野菜の不買運動などが起こり社会問題となった。
地元農家がこれを風評被害としてテレビ朝日に訂正放送を要求し、同市の野菜農家らが損害賠償などを求めた訴訟ではニュースキャスターら5人の証人尋問を申請した。
県やJAが安全宣言を出し沈静化を図る一方、テレビ局側も不適切な表現を認め謝罪した。

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