5月2日は緑茶の日。
八十八夜は茶摘みの最盛期であることから。
八十八夜は年によって日が変わるので、
5月2日(閏年は5月1日)に固定して実施している。
所沢市役所で狭山茶(所沢、狭山、入間地方のお茶)のキャンペーンをやっていた。
手もみの実演を見た。
蒸してしんなりした青い茶葉を下から加熱しながら、
もんだり、かき混ぜたり、ちぎったり、最後は火口みたいな丸い穴を作って水分を飛ばす、
鼻の利かない私でも本当にいい匂いがした。
手もみする台の枠は木製、お茶をもむ部分は、何と埼玉県小川町の和紙が使われている、
下から加熱、上から力強く押さえこんでも破れない。
(今は円安で神通力はないが、和紙を使っている日本の紙幣の丈夫さは世界最強かもしれない。
ドル紙幣も中国の元も何となくわら半紙みたい。)
お茶の葉は、80%が水分なので1㎏の茶葉から200gしか獲れない。
この作業を連続して5時間続けるというから重労働。
この技術を会得しないと機械の微調整がうまくできない、
だから技術を継承し、こうしてイベントで披露する。
右の機械は、手もみに代わるドラム式の機械。
これはイベント用の機械で本物はずっと大きく、価格は、数千万円するのもある。
私が、狭山茶は、静岡茶とより下では、言ったもんだから青年のスィッチが入ってしまった。
以下、彼の熱弁、
◆茶畑が大きいので栽培、生産、販売まで一貫してやっている。
狭山茶の農家は、既に六次産業化を果たしている。
茶畑が小さい静岡は、それぞれ別々.
狭山茶の味は農家ごとに違いがある。
◆東京という大消費地が近いのでそれに対応している。
◆高価格のお茶が飲まれる地域は、東京が一番、次が仙台。(京都は番茶が多い)
仙台の事情は転勤したからよく分る、かの地は茶道が盛んなところ。
◆現在の製茶機械を発明したのは、狭山茶の農家。
◆狭山茶は、静岡茶、宇治茶と並んで『日本三大茶』と呼ばれているが、
『色は静岡、香りは宇治、味は狭山でとどめさす』で狭山茶がNo1という。
今調べたら、このフレーズは古い狭山茶の茶摘み唄、昔から続く産地PR。
◆今新茶を手で摘む季節、この2週間が勝負、
この青年のところは、日当ではなく収穫した重さで賃金を払っている。
みな茶摘みを楽しみながら、社交の場になっているらしい。
◆ペット飲料のお茶が増えてきて、急須でお茶を淹れなくなった。
⇒高い緑茶が売れなくなった。
⇒ペット飲料のお茶は、秋と冬に機械で摘む茶葉を使う、
今頃収穫する新茶の1/3の値段。
◆アメリカで販売されているお茶のペット飲料は、砂糖を加えている、
しかし、いずれ、無糖になり消費が増えると考えている。
狭山茶の農家は、既に六次産業化を果たしている。
茶畑が小さい静岡は、それぞれ別々.
狭山茶の味は農家ごとに違いがある。
◆東京という大消費地が近いのでそれに対応している。
◆高価格のお茶が飲まれる地域は、東京が一番、次が仙台。(京都は番茶が多い)
仙台の事情は転勤したからよく分る、かの地は茶道が盛んなところ。
◆現在の製茶機械を発明したのは、狭山茶の農家。
◆狭山茶は、静岡茶、宇治茶と並んで『日本三大茶』と呼ばれているが、
『色は静岡、香りは宇治、味は狭山でとどめさす』で狭山茶がNo1という。
今調べたら、このフレーズは古い狭山茶の茶摘み唄、昔から続く産地PR。
◆今新茶を手で摘む季節、この2週間が勝負、
この青年のところは、日当ではなく収穫した重さで賃金を払っている。
みな茶摘みを楽しみながら、社交の場になっているらしい。
◆ペット飲料のお茶が増えてきて、急須でお茶を淹れなくなった。
⇒高い緑茶が売れなくなった。
⇒ペット飲料のお茶は、秋と冬に機械で摘む茶葉を使う、
今頃収穫する新茶の1/3の値段。
◆アメリカで販売されているお茶のペット飲料は、砂糖を加えている、
しかし、いずれ、無糖になり消費が増えると考えている。

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