2年前4000万円台だった新築建売住宅が、5000万円台,東南の角地は、6500万円。
大手が手掛けた、たった8棟の住宅、
農地(畑)の取得から建物の竣工まで2年ぐらいかかっている。
所沢のような田舎でも、たった2年で2割も値上がり、
我々地区住民が購入者を紹介したら30万円くれるという。
既に自治会として防犯灯を設置、
今、内覧会の最中、
果たして売れるんだろうか?
新国立競技場のドタバタ劇、
その後、他の競技施設もいざ発注しようとしたらとんでもない値上がりが判明した。
ボート会場/69億円⇒491億円
水泳/321億円⇒683億円、
新設を断念する案件も出てきた。
たぶん、こんな事情があるのだろう。
◆バブル崩壊後、官公庁発注の工事単価が何割も下げられた。
(この間見えた水道工事屋さんの話によれば半分)
◆震災復興需要、築地の移転工事、湾岸地区のマンション(選手村)建設、etcで手一杯。
◆オリンピック関連施設は、マンションや戸建て住宅と違って特注一品もの。
◆人件費と建設資材の高騰。
◆土地の価格は上がっていない。
建設業界としては、
やっと平常に戻っただけ、
ここで少し儲けよう、
業界事情の変化を知らない我々が吃驚している。
竹中と大成がどーんと見積もり増やしてその一部を誰かにキックバックかなんて考えたが、今の日本そんなことバレたら引き合わない、
当初の、このぐらいだろうが、精査したら思いの他費用がかかるというお粗末な話。もう、よそにもっていかれる心配はないから
競技場は、みんなが吃驚するくらいの簡素なものにする、
それでも海外から来た観客が死なないように仮設の屋根は必要、
鍛え抜かれたアスリートには、
日本の炎熱地獄を我慢してもらうしかない。
Cool JapanがHot Japanになってしまうのは、アメリカのスポーツビジネスの我が儘。
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オリンピック関連施設 建設費の値上がり
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