半島有事

今心配は、粛清の嵐が吹きすさぶ北朝鮮の軍事クーデター、
韓国がそれに乗じて軍が出動すれば内乱に発展する。
かつての朝鮮戦争の時は、反共という旗印があったが、今はそんなの関係ない、
駐在する米陸軍もバカバカしいと手をこまねいて何もしないかもしれない、
しかし、自国民は、日本に輸送する、
韓国内の邦人救出ために今の安保法案が通っても自衛隊は出動できない。

半島有事なら民間航空機は、すぐストップ、
ミサイルが飛んでくると思えば飛ばすはずがない。
韓国内にいる邦人は、列車で釜山を目指す、
釜山から対馬は、50㎞、小さな船でも運ぶことが出来る、
半島有事の際に、西日本、九州あたりの商船の臨時徴用、丸腰というわけにいかないから武装警官の乗船、
こんなことぐらい考えておかなければならないのに、自民党も真剣に考えていないし野党も問いたださない。

朴大統領と国連事務総長の北京詣でに批判があるが、ダメ元で中共に保険をかけたと思えば納得出来る。
韓国国内では、大統領の二股外交を多くの国民が支持、
韓国では、二股ではなくバランス外交と呼んでいる、
韓米のバランスであって、日本は無関係、日本は残念ながら仇敵、
中国にとっては、半島有事の帰趨は、北でも南でもどっちでもいいのである。

安保法制の議論は、自衛隊がどこまで、そして具体的に何が出来るかの所謂、ポジティブリストの検証、
ありとあらゆることを想定したわけではないから与党の答弁は、右往左往混乱を極める、
国会議員誰もが、普段考えたくない安全保障について考える機会にはなっている。

都内行った帰りに国会前のデモを何度か見学した、
デモに参加したわけではない、
話してみるとみな良識ある真面な人、ちゃらんぼらんな己を恥じる、
それでもYMOの教授がフランス革命前夜と言及したのにはのけぞった。

会社の後輩に韓国のビジネスについて聞いてみた、
幸い、駐在は単身者に限定、それも長期にならないようにしている、
そして思い切って現地化を進めていると。

今時、韓国に新規投資する会社はないと思うが、会社によっては家族も含めて多くの社員を送り込んでいる、
国は、こうした企業戦士とその家族、そして観光で韓国を訪れている日本人の救出を真剣に考えておくべき。

P.S.

朝鮮戦争の真実

65年前の朝鮮戦争で何故北にあっという間に攻め込まれたのか？
当時の韓国の李承晩大統領があまりに好戦的だったので、
米国顧問団は、韓国軍に戦車、銃砲、軍用機を与えなかった。
つまりそれを与えれば、すぐにでも北進するすると考えていた。
そして、驚くなかれ、アメリカ自身が北が攻めてきても韓国防衛に消極的だった。
この二つが軍事力では韓国を圧倒していた北の南進を許した。

竹島は、李承晩大統領によって奪われた、
日本は、目の前で不法に拿捕される漁民さえ救えなかった、
毎日のように流れたテレビニュースを泣きながら見ていた。