今日は、所沢の文化祭、市内の7.8カ所の公民館が会場。
フラダンス、ウクレレ、ギター、日本舞踊、
その他に写真、絵、手芸品などの展示も。
お隣と前のお宅が詩吟、それも別々のサークルに入っている、
今日が年に一度の晴れ舞台、金屏風をバックに男性陣は白いネクタイの正装、女性達は着物姿。
去年初めて詩吟を聴いたが、今日は、松尾芭蕉の奥の細道、
あの〝月日は百代の過客にして〟で始まり、
朗読、吟詠、朗読、吟詠と続く、伴奏は尺八。
川中島の決戦、〝鞭声粛々夜河を渡る〟のように詩吟は、漢詩を吟ずるだけではなく、万葉集や名文も題材になるらしい。
ソロでやると分かるが、女性の方が声は通るし、声の大きさも2倍ぐらい、
女性が姦しいのはのは、声帯の差かも?「声を出して読みたい日本語」の斎藤孝先生は、日本の暗誦文化が絶滅に瀕していると嘆いている。
今は、Google師匠のおかげで何かを覚える必要がなくなった、
だから、漢詩や名文の章句を諳んじている人は少なくなった、
詩吟は、歌いまわしのまえに暗誦があるから、これにうってつけかもしれない。
詩吟の伴奏にこんな邦楽専用楽器がある。
タイプライター、いや電子大正琴?
キーボード?
詩吟用の譜面、何となく抑揚、節回しが直感的に分かる。

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