杭打ち不正で国交省の沙汰が下された、
日本ではよくあることだが、マスコミの報道に比べたらお役所のお仕置きは、当該企業のダメージは大した内容ではない。
理化学機械や半導体評価装置で世界的に有名な日立ハイテクノロジーの謎は、未解明のまま。
何でこの会社が三井と旭化成建材の間に入ったのか、
三井だって日立ハイテクがどういう会社かはよく知っているはず。
マスコミは、何も報じない、業界通に取材すればすぐ判るはずなのに。
タイでは、人力で杭打ちをやっている。
日本でも、昔は大きな重しで杭をドッカンドッカン打ち込んだり、こんなディーゼルエンジン式の杭打ち機を使っていた。
現在の工法と比較したら随分乱暴、
そんなビルやマンションでもちゃっと建っているので、今、問題になっている杭打ちのデータ偽装問題は、建物によっては、そんなに心配しなくてもいいのではないかと思う。
現在は、ドリルで固い地盤まで穴を開けて必要な長さの杭を挿入する。
このドリルを回転させている時にドリルのモーターにかかる負荷が、岩盤に達した時に変化するので、どこまで杭を打ち込めばいいか分かる。
野外での測定だから、プリンターの紙切れなどが起きてデータを流用したんだろう。
マスコミは建設業界の重層的な下請けシステムがどうのこうのと言っているが、
杭打ちは、旭建材やジャパンパイルのような会社がやっているわけだから、そこがちゃんとやれば済む話。
まずは、現場でのデータ取りをいちいち心電計みたいなグラフをとるのではなく、そのままデータファイルを保存するとか、兎に角、現場での確実なデータ取得が出来るような機材の開発が必要だろう、
雨が降ったり、風が強かったり天候もいろんな日があるだろうから、・・・
東京駅は、昔は松の杭、それで何十年特に問題は起きていない。杭打ちは、旭建材やジャパンパイルのような会社がやっているわけだから、そこがちゃんとやれば済む話。
まずは、現場でのデータ取りをいちいち心電計みたいなグラフをとるのではなく、そのままデータファイルを保存するとか、兎に角、現場での確実なデータ取得が出来るような機材の開発が必要だろう、
雨が降ったり、風が強かったり天候もいろんな日があるだろうから、・・・
今回の事件が発覚して、杭打ちの方法も随分進化したものと思った。
本来、日本は、こういうことを真面目にきちっとやる、それが当たり前だった。
今起きてしまったことをどうすべきかはよく分からない、
ただ、この杭打ち問題は、この事件を契機にちゃんとすると思う。
トルコのボスポラス海峡のトンネルは、大成建設が掘った。
海底の軟弱地盤だから他の国では出来ない難工事、
だから日本のゼネコンが請け負った。
杭打ちの基本的な技術は、確立されている、
要は、真面目にきちっとやること。
特に旭化成は、旭化成建材に人材を出向させ、あそこにまかせれば安心というぐらいの信用を獲得してほしい。

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