在日ウイグル人がテレビ出演、2年前から父親と連絡が取れないという。
70才の父親との最後のやりとりは、公安立会いの下で撮られたビデオメッセージ、
父親は収容所に居たが今どうなっているか分からない。
最後に、自分が今帰国したら殺されるだろうと言っていた。
80年代のNHKのシルクロードは、みんな見ている。
しかし、NHKは報じなかったが中国共産党はウイグル地区でさんざん地下での核実験をやっていた、それも資源探査の目的もあったから目いっぱい。
一方、テレビは、喜太郎の妙なる調べに続く異国情緒たっぷりの映像を伝えていた。
しかし、あれは幻想、実態を知っていたNHKは、共産党に阿り日本国民をだましていた。
現在は西側の取材も制限され、イギリスが求めた国連監視団も拒否、
NHKは共産党に貸しがある、
NHKは、もう一度シルクロードを録りに行け。
来春は首領様が国賓として来ると言う。
今一番気にしているのは、何故日本人は中国が嫌いかだって、・・・
中国が嫌いなわけではない、中国共産党が嫌いなんだ。
以下は、文春に載っている藤原正彦氏の一文。
ウイグルは1949年に中国軍に占領され、1955年に新疆ウイグル自治区として中国に組み入れられたが、以降も中国の圧制に対する暴動やテロが相次ぎ、その度に中国の苛烈な弾圧が行われてきた。
ウイグルの現状を訴えに来日したウイグル女性と面会した故中川昭一議員から、「独立運動をさせないため、ウイグル女性を集団で中国各地に強制移住させ漢人と結婚させるという民族浄化が始まっている」とも聞いていた。
世界はそんな状況に長く沈黙を保っていたが、昨年の初め頃から英米の新聞が騒ぎ始めた。
「ウイグル自治区にいる1,000万のウイグル人のうち、100万から200万が強制収容所に入れられている」「1,000以上もある収容所に知識人など反体制派を片端から入れ、拷問などを用いた洗脳により中国共産党への忠誠をもつように改造している」「子供達を親から引き離し寄宿校に入れ、イスラム教やウイグル語から隔離している」。
これに対し中国側は、「強制収容所ではなく再教育施設である。
過激な宗教に染まった人々を正しい中国人の道に戻すよう教育している。
内政干渉はやめろ」と言う。
このような収容所は2016年から急増した。ウイグルには石油や天然ガスが豊富なうえ、一帯一路の起点として最重要地となったからだ。
今では単なるテロ防止を越え究極的なテロ防止、ウイグルの文学、伝統、歴史、習俗の根絶を目標にしているようだ。
大量の書物が焼かれ、学者、作家、詩人、編集者、評論家、書店主など出版関係者が国家分裂主義者として次々に収容所に送られ、死刑や行方不明となっているという。
米国議会下院は12月3日、新疆ウイグル地区のイスラム教徒弾圧を非難するウイグル人権法案を圧倒的多数で可決した。人権弾圧に手を貸した中国政府高官を制裁し、大規模収容施設の閉鎖も大統領に求めている。