ジムロジャースは、ウォーレンバフェット、ジョージソロスと並ぶ世界三大投資家。
リーマンショック(空売りで大儲け)やトランプ当選を言い当てたという。
ニューヨークの自宅を売ってシンガポールに移住、
彼は、この数世紀の世界を俯瞰して、
・19世紀は英国の時代
・20世紀は米国の時代
・そして21世紀はアジアの時代
と総括、
最後のフロンティアが朝鮮半島、
日本は衰退、韓国・北朝鮮が勃興繁栄すると予言。
安倍首相の評価は手厳しい、早く辞めろと迫っている。
更に
・世界各国政府の債務超過でもうじき大恐慌になる。
・アメリカ株はメガIT企業によって支えられているだけ。*FAANG N/Netfrix
・中国は覇権国になる。 中国の一党独裁統治システムには肯定的、
「パックス・シニカ=中国による平和」 の信奉者なのか子供には中国語を勉強させている。
・インドは?
・EUについては言及なし (EUは過去の国々?)
と述べている。
ジムロジャースの予言から1年経った。
本人は日本株を売って大韓航空の株を大量に買った、しかし、今のところ米朝交渉はデッドロックに乗り上げたまま。
それより気になるのがもうじき大恐慌になるという予測。
たまたま昨日の報道1930で『バブル崩壊』を取り上げていた。
たぶんこの話題を取り上げたのは初めてではないか。
アメリカ 実体経済を上回る株高 トランプの横暴で金利を上げられない
中国 国有企業や地方政府の債務は拡大したまま
個人も値上がりを期待して借金して2軒、3軒の家を買っている。☛個人の債務も増加
日本 低金利だから銀行がジャンク債みたいなものを買いこんでいるらしい。
(アメリカの投資銀行は、懲りずにおかしな金融商品を作っては世界中にバラまいて
いる。)
要するに今はバブル
ということは、バブルはつぶれる
早くつぶれれば軽微
後になってつぶれたら激甚☛恐慌
引き金を引くのは日本かもしれないし、アメリカかもしれないし、中国かもしれない、
どこがというのはあまり意味がない、どこで起きても連動するからだ。
FRBも、勿論、日銀も、金融政策はホテルカリフォルニア状態。
中央銀行は「いつでもチェックアウトできるが、決してホテルを去ることはできない」という、イーグルスの歌の通り。
又ウォール街にこの曲が流れるかもしれない。