新聞やテレビは、連日コロナ関連のニュース、その結果コロナウイルスに感染したわけでもないのに精神的には「コロナ症候群」にかかっている。
気が付けば私もブログでコロナのことばかり書いている。
そんな中少し明るいニュースがあった。
それは、表題のトヨタとNTTのタッグ。
誰でもGAFAを使っている。
それが当たり前になっている。
これがプラットフォーマーの怖ろしいところで、我々は知らないうちにアメリカのGAFAに貢いでいる。
(GAFAを新しいテレビ局と考えると分かりやすい、皆が見ればGAFAは既存のテレビ局の広告費を横取りできる。)
世界中にコロナが蔓延してもGAFAはびくともしない。
それどころか益々強大になり、あと数年で時価総額は日本の一部上場企業の総額(約630兆円)を抜く勢い。
・アマゾン 外出禁止でNETで買う人が増え新規に10万人を雇用。
・Google 外に出られないのでユーチューブの視聴が激増、今は画質を落として
みんなが見れるようにしている。
現在、アメリカのGAFAに対抗軸を持っているのは、中国だけ、日本もEUも、せいぜい出来ることはどうやって彼らから税金を召し上げようかというささやかな企みぐらい。
(フランスは脱税したGoogleから1150億円徴収した、巻き上げた方も凄いが払ったGoogleも凄い。)
今や中国共産党は、アメリカのGAFAを完璧にブロック、対抗軸のBAT+Hを育てる傍ら独自のハイテク社会監視システムを実現してしまった。
更に今回のコロナ禍に乗じて、中国式社会主義(デジタル権威主義)vs民主主義という対立構図を描き出して、民主主義国の日本や韓国、欧米は危機管理に欠落があり、大切な国民の命が守れないと国内へアピールしている。
アメリカに敵対するロシアも独裁国家運営に都合がいい中国式のインターネット鎖国を真似ようとしている。
B:Baidu 百度vsGoogle
A:Alibaba アリババvsAmazon アリババは世界最大のBtoBのプラットフォー
マー
T:Tencent 10憶人のユーザーを持つSNSの巨人、世界一のゲーム配信会社
H:Huawei 華為技術 ファウエイ 携帯基地局建設の世界最大手
スマホは世界2位
将来、自動車の競争相手は、ドイツから中国に変わる。
既に中国はリチュームイオン電池生産ではもう世界一、自動運転技術でもアメリカや日本を脅かす存在になってきた。
GAFAが提供するものは、所詮NET上のもの、実体はない。
トヨタとNTTがタッグを組んで未来のあるべき都市を構想する。
これが実現すれば、人生の最後まで自宅で暮らせるかもしれない。
未来の実験都市は静岡県裾野市に出来る。
街には、初期段階からトヨタの社員や関係者など2000人が実際に住民として住み、
自動運転、家事ロボットや人口知能を利用した健康管理を行うスマートホームなど、
未来の都市に求められる様々な実証実験を行う。
都市設計はデンマーク出身の建築家が手掛ける。
この未来都市の名前がWoven City(編み込まれた街)。