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Channel: 老$の徒然草
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都市番付世界一ロンドン、まだ続いている日英同盟

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日本女性による〝黄昏のロンドンから〟というエッセイが書かれたのは、40年近く前の話。
オリンピック開催後、ロンドンは都市番付でニューヨークを抜いて世界一になった。
因みに2位/NY、3位/パリ、4位/東京。
一見老いた国と思われがちなイギリスは、とても不思議な国。
日本との関係で言えば、イギリスの自動車産業の中核は、日系メーカー、現地生産された日立の列車が走り、日立と東芝が
電力会社を買収して何と原発まで建設すると言う。
イギリスは、鉄道の発祥地そして原発の商用発電を最初に始めた国なのに、その一部の経営を日本企業に託して雇用を守っている。
イギリスは賢い、自国産業の衰退を外資の導入で上手にカバーしている。
だから、昔からイギリスに暮らしているイギリス人は、過去の遺産もあるだろうから豊かな生活を享受している。

ニュースになったロンドンの花火大会は、新しい物へのチャレンジ精神の発露。
花火そのものは、日本の花火がいいと思うが、ピーチ味の食べられる雪や、イチゴ味の霧が、豪華な花火のショーを楽しむ大勢の人たちに降り注いだ。
「世界初の多感覚的な花火大会」と言ってるが、日本ではこんなバカバカしい企画は、実現出来ない。
ロンドンには、多くの外国人が暮らしている、それでファッション、音楽、芸術、グルメ、さまざまな文化の融合が起こる。

一方、世界の大学ランクのベスト10には、アメリカ7校、イギリスは、ケンブリッジ、オックスフォード、インペリアルカレッジの3校がランクイン、今現在でも学術分野のプレステージを維持している。
世界中から花を収集、中でもバラに代表されるガーデニングは魅力にあふれ、コッツウォルズは日本人のバラ好きおばさんには大人気。
B&Bの民宿に泊まった日本の女性たち、そこが200年前は馬小屋でも、ローラアシュレイのテキスタイルを使ったインテリアにキャーキャーハーハー。
このハロー効果で日本では、いつもコーヒーを飲んでるから、たまの紅茶と手作りの不格好な焼き菓子が、やっぱり本場の味は違うとなっちゃう。
毎年5月に所沢の西武球場で開催される国際バラ展では、David AustinやDelbardのバラ苗、イギリスの中古の園芸グッズやコッツウォルズのハニーストーンの石片まで売っている。
日本と同じ島国なのに、生物の固有種は存在しない、山がない、羨ましいのは何と言っても地震が全くない。
周辺に変な国もないし、€を導入していないから、ヨーロッパ大陸のごたごたからも距離を置いている。

私にとってのイギリスは、UK RockとDavid Austinのバラ。
暮に、人生最後のバラ、グラハムトーマスを植えた。
音楽はプログレのピンクフロイドにからコールドプレイ、最近ではアデル、スーザンボイルのPops。
Someone like youは、〝失恋した相手と似た男を見つけて、今度こそ〟と、イギリス女性はたくましい。
去年はポール、来月は苔の生えた石たちがころがってくる。
ローリングストーンズのステージの花道を囲むゴールデン・サークル/GC席は8万円!!
日英同盟の日本側の負担は馬鹿にならない。



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