ブログを初めてから分かったことに、所謂、情報商材のセールスレターがある。
ブログなどを使えば情報商材の販促には金がかからないから、それを読んだ読者の1%、あるいは0.1%の人が買えば商売になるのかもしれない。
宣伝を努める裏アフィリエイターや商材を買った人は、騙されたと分かっても大体が泣き寝入り。
今回も詐欺ではなく脱税容疑だから、本人はこの商売はやめないだろう。
競馬、競輪、カジノと同じようにこの種のビジネスも胴元だけは儲かるようになっている。
本人がFXで損失というのに笑っちゃうが、自らFXで儲けることの難しさを暴露したわけだ。
真実は身近なところにある。
今から60年前、近所の原っぱに変なおじいちゃんがやってきた。
小さな黒板を立て、その黒板一杯に縦横に10数ケタの数字を書いていく、
そして、ところどころの数字を手で押さえながら、
最後に足し算の結果の数字を入れていく。
見ていた我々子供たちが計算してみると、ちゃんとあっている。
これを何回かやって見せる。
やはり、答えはあっている。
不思議だなぁーと思う。
やおら、おじいちゃんが箱から小冊子を取り出し、この暗算法は、かみお式暗算法だと説明する。
おじいちゃんは、一寸巻き舌なので、“あんざんほう”が“あんだんぽう”に聞こえた。
秘密の書を売ってくれると言うが、誰も金なんか持っていないから買わない。
広場でおじいちやんの暗算講座が何回かあつたが、結局誰も買えなかった。
中学に入ったら、てんぷらやをやっているとかいうやんちゃ坊主がその秘法の冊子を学校に持ってきた。
勇気を出して1日貸してくれと頼んだが断られた。
とても悔しかった。
もし借りることが出来れば、徹夜してでも書き写すつもりだった。
今、秘かにインド式数学がブームになっているらしい。インド式数学で計算しよう
いくつかの法則を覚えてその通りやれば早く計算出来たり、暗算が出来る。
たぶん、この方法もそろばんと同じにかなりの修練が必要だろう。
ところで先のかみお式は、早稲田の商学部教授・神尾錠吉があみだした暗算法である。
大正末期ごろに考案されている。