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Channel: 老$の徒然草
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そうだ埼玉プロジェクト

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埼玉県は、人口、GDPは全国5位ながら魅力がない県と言われている。
◆内部評価=そこに住んでいる人の満足度
◆外部評価は=人気、行ってみたい度
この両方とも低く、県のブランド力は最下位、茨城県と佐賀県が秘かに胸をなでおろしているらしい。

川越などの入間県が埼玉県に組み入れられたことからも同じ県内でも、所沢・川越と県庁があるさいたま市などとは現在でも全く生活圏が別。
文化的交流がほとんどなかった地域同士が合併したために、現状の東京依存で特徴なしの埼玉県が作られてしまったとも言われている。
私もそうだっが住んでいるところは埼玉でも仕事は東京の埼玉都民が多いので埼玉への郷土愛が育まれない。

私は所沢に住んでいるからブログで所沢の宣伝はしても埼玉県の宣伝はやっていない、
というか浦和、大宮に行くことがないから情報もない。
我々県南西部に暮らす人間は、千葉県は東京の先にあるから普段意識していない。
しかし、浦和、大宮地区は千葉県に接しているので陰に陽に千葉県といろいろあるらしい。

今日取り上げた「そうだ埼玉プロジェクト」も県東北部の人達が推進している。
その埼玉県を宣伝する動画が現れた。
PVも5万回だから大したことがないし、AKBの恋チュンみたいな軽快な曲でもない。
作詞作曲は、埼玉生まれの『6才児』とかいう全く無名なバンド、
恋チュン/神奈川verに触発されて曲を作ったとか。
ダンスに参加しているのは所沢に本社がある山田うどん、東武動物公園など46団体。

そうだ埼玉、打倒神奈川! 千葉とは和解! 埼玉県民の逆襲、

こんなスローガン、初めて聞いた。

千葉にダサイタマとけなされ、ならばとサイタマ改め『彩の国』を名乗ったら、埼玉の動物園にはサイが一杯いるのかと再逆襲されてシュンとなった。

その前に、パルコあるない論争があった。
パルコは、かつては西武流通グループの象徴、所沢にはあったが、千葉県にはなかった。
ところが千葉の柏に出来たためにパルコ論争はピリオド、それを境に西武の凋落が始まった。

何で千葉と和解して、〝サッチー連合(埼玉・千葉のタッグ)〟を組んで全く勝ち目のない神奈川を仮想敵国にしたのか理解に苦しむ。
所沢のトコろんは知っているけど埼玉のコバトンも千葉のチーバくんも知らない。

歌詞は、
この町に生まれて良かったと毎日思わないけど
住めば都さ
知ればとりこさ
それが埼玉

コバトンゆるキャラ日本一 夢見すぎ
海に行くだけで旅行になる


何だか歌詞も自嘲、自虐的。
海がないから津波の心配がないのに、海がないのがコンプレックス。

今の日本、選挙に始まって国民健康保険まで県単位に運営されている。
税収が減ってきて自治体は県内の殖産振興に力を入れざるを得なくなり、ゆるキャラやらB級グルメの競争に目の色をかえるようになった。
地域の総和が国全体のGDP、所詮、消費の奪い合いと言えなくもないが、やはり地域が元気にならないとしょうがないという。
つまり、根にあるのは、やっぱりお金の問題、その結果こんなことが続き、
私も、ブログのネタにしている。

一寸音が大きいのでご注意。



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